B2B / PROCUREMENT / OEM
ジビエ原材料が安定供給できない理由と、解決策。
「ジビエは良い食材。でも、供給が不安定で怖い」——これは食品メーカー様・商社様・業務用食材会社様の共通課題です。
本記事では、現場で起きやすい“つまずき”を整理し、業務用として成立させるための考え方と、椿説屋の供給体制を解説します。
なぜ、ジビエ原材料は「安定しにくい」のか
ジビエは畜産と違い、季節・環境・捕獲条件に左右されます。さらに、捕獲→処理→保管→供給のどこか一つでも設計が甘いと、 “その時だけ”は成立しても、定期供給としては成立しません。
ポイントは、「獲れるか」ではなく、業務用として再現できる体制かです。
よくある課題①:供給量が安定しない
・捕獲が属人的/外部任せになっている
捕獲を完全に外部依存すると、天候・人員・優先順位で供給が変動します。 結果として、メーカー側は“継続計画”を立てられず、採用が止まります。
・在庫設計がない(貯め方・出し方が未設計)
供給を安定させるには、冷凍在庫の考え方が不可欠です。必要なのは「大量に冷凍する」ではなく、 用途に合わせて出荷できる規格・出荷単位を設計することです。
- 対策の方向性捕獲〜処理〜保管の連携を“仕組み化”し、定期供給の前提を作る。
- メーカー側のメリット商品開発・原材料計画が立ち、採用の意思決定が早くなる。
よくある課題②:品質のばらつき・衛生面への不安
・処理工程がブラックボックスになっている
BtoB取引では「おいしい」だけでは足りません。必要なのは、社内の品質部門・購買部門が納得できる説明可能性です。 工程が見えないほど、採用のハードルは上がります。
・“臭み”の原因が管理されていない
臭みは素材の良し悪しだけでなく、捕獲後の初動や処理プロセスの積み重ねで生まれます。 経験則に依存すると、再現性の確保が難しくなります。
- 対策の方向性保健所認可施設など、衛生・品質の“基準点”を持ち、工程を言語化する。
- メーカー側のメリット品質保証・監査対応の説明が通りやすく、採用リスクが下がる。
よくある課題③:取引が「単発」で終わってしまう
・供給形態が業務用に最適化されていない
BtoBでは、使い方が明確なほど採用されます。椿説屋では、原材料供給の中心をブロック/ミンチに置き、 加工用途・OEM用途に合わせて相談できる体制を整えています。
・社内稟議の材料が不足している
役員決裁・購買決裁に必要なのは、「感想」ではなく「根拠」です。 供給体制/衛生品質/継続取引の前提が整理されているかどうかで、商談化率が変わります。
“良い原材料”よりも、“採用できる原材料”。
これがBtoBの現実です。
解決策:安定供給を可能にする「体制設計」
① 自社狩猟体制(起点を握る)
捕獲の起点が安定しなければ、供給は安定しません。椿説屋では自社スタッフが狩猟免許を保有し、 捕獲計画を体制として組み込むことで、外部依存を減らしています。
② 自社処理施設(品質の基準点を持つ)
工程が説明できることは、それ自体が強みです。保健所認可の自社処理施設を基盤に、 衛生・品質の考え方をBtoB取引の言語へ落とし込みます。
③ ブロック・ミンチ中心の供給(業務用の使いやすさ)
最終商品は企業ごとに違います。だからこそ、素材側は「使いやすい形」に寄せる。
椿説屋は、ブロック/ミンチを中心に、冷凍・部位別での供給を前提として設計しています。
原材料供給・OEMのご相談
ロット・供給量・規格は要件に合わせてご提案します。
用途(OEM/定期供給/商品開発)と希望形態(ブロック/ミンチ)を添えてご連絡ください。

